これが日本のサッカーJリーグ

プロ野球とJリーグのテレビ放送

日本の応援

日本の人気スポーツはプロ野球とJリーグです。
テレビ中継の頻度は、地上波に関してはJリーグに比べ圧倒的にプロ野球中継の方が多く、特に球団の所在地では未だに視聴率の高い人気コンテンツの一つとなっています。更にCS放送では公式戦の全試合が生中継されているほか、クライマックスシリーズはBS放送、日本シリーズは地上波とシーズンを通して常に中継されていることも人気の高さを証明しています。
このほか高校野球の甲子園大会は、春夏ともに地上波とBSで全試合が生中継されるなど、アマチュアの人気の高さも特徴の一つです。

サッカーはテレビ中継数でやや劣りますが、Jリーグの一部の試合がクラブ所在地で放送されているほか、BS放送では天皇杯が予選から中継されています。人気の高い日本代表戦についてはほぼ全試合が地上波で中継されるなど、野球に勝るとも劣らない人気を獲得しました。特に代表戦は視聴率の高い人気コンテンツです。

CS放送やBS放送ではスペインのリーガエスパニョーラやイングランドのプレミアリーグなど、海外のプロリーグが放送され、4年に1度のサッカーワールドカップは全試合が生中継されています。

日本サッカーの進化

スーパーセーブ

Jリーグ誕生から数年経過し、日本のサッカーは大きく進化しました。
昔の日本はサッカーグラウンドを広く使い両ウイングがスピードを利用してサイドを駆け上がりセンターリングを行いフォワードがヘディングシュートか若しくは足を出してのシュートでした。
今では冗談のような戦術ですが、当時はこれが基本戦術だったのです。

Jリーグでは狭いスペースに両軍が集まり短いパスをつなぎタイミングを見てシュートを打ち得点するケースが数多く観る事が出来ます。即ち個人のボールコントロールの上手下手若しくはミスで失点するケースが増えているのです。これは当時日本人がブラジルのサッカーを観戦して曲芸みたいと言い表していましたが、今正にそのレベル近いサッカーを日本のプロチームは行っているのです。
そのJリーグの試合を観戦した小学生、中学生、高校生が同じ様に狭いスペースでボール回しの練習をし始めたのです。

その結果今の高校生のトップクラスのレベル、特に足技はプロ選手とそん色なしと評価されています。U-20世界大会で4人のバックスを振り切りゴールした日本代表の選手がヨーロッパのプロチームにスカウトされ直ぐに先発の座を勝ち取りました。
早速ゲームに出場し足技を披露して試合の決勝点を挙げましたが、これが正に現在の日本のレベルです。